Christian Dior ーCouturier de Rêve展ー後編

こんにちは、
幸運カラーコーディネーターの
天乃美音です

 

昨年から今年はじめまで、パリで開催されていたクリスチャン・ディオール

Couturier de Rêve展

今回は後編です
ちょっと一休み気分でどうぞ

前回も書きましたが、膨大な展示数のために写真は全て載せておりません。
インスタグラムに載せていますのでフォローくださいね

 

 

ちなみに展示方法は

 

色彩ごと。

時代ごと。

デザイナーごと。

スタイルごと。

 

…などなど。

 

見る側が飽きないよう、細かく工夫されていました。(※目移りはします。)

前回までの展示コーナーを抜け、順番に進むと宮廷イメージの空間が見えてきました。

こちらのドレスにまたもやホワワ〜ン


”自身の創作ドールに着せてみたいな〜”
などと大妄想しつつ、目が釘付けになりました(病。)

コルセットを嵌めるのはツラいでしょうが、私は造形的に美しいと思います。

色合いがとても上品でエレガントですよね。

このコーナーはロココ調のロマンティックカラーで纏められていました。

映画『マリー・アントワネット』が頭をよぎります。

シャーベットトーンやマカロンカラー

刺繍も細かく繊細です。

このフォルムはとても可愛いな〜

生地選びって迷いそうだけど楽しそうです。

 

また別ゾーンでは、実際の使用生地の見本も展示されていました。

モード専門学校などの子達には、とても刺激になりそうです。
ラフ画には生地のみがペタリ。
一般人には謎ですが、もちろん作り手は理解しています。

その後、沢山の工程と色んな人の手を経て、作品として世に送られていくのですよね。
そう考えると本当に感慨深いです。

 

 

更に進むと、空間とファッションが一体と化しているエリアが出現。
個人的に”これ凄いっ!”と思ったディスプレイがコレ↓
(多分、紙で作られています。)

メイン(ファッション)を魅せるために、細部まで創意工夫のアイデアですよね。

このペーパクラフトが気になって、ついカメラを向けてしまう(笑)

またもディスプレイにも見とれる…。

バックのディテールが凝ってます。おそらく薔薇イメージなのでしょうね。
会場は照明に変化をつけ、朝〜夜までのイメージで雰囲気を変えていました。

ちなみにこちらのゾーンは、ディオールが幼少時に過ごした街グランヴィル(Granville)の自宅庭の花のイメージからインスパイアされたらしいです。

 

そして、またも全然切り替わる空間へ突入。
近未来なディスプレイに、統一した色の服を着たマネキンが並びます。

奥行きある空間に、色調を揃えて展示。

ちょっとマニッシュとの融合。

可愛らしいのもアリ。この時代はコルセットはないみたいですね。

 

その後、入場口の吹き抜けへ出てきました。
この空間は白でまとめられたクリアでシンプルなイメージ。
白なので、ディティールに凝っているものが並んでいました。

上の方は多分双眼鏡使わないと見えませんね…。

シンプルだけど、素材感やラインがとても綺麗です。

この素材も可愛い〜♡

同じ白でも素材やラインによって本当にイメージが変わりますよね。

 

 

そして最終ゾーンの大広間へ。

 

圧巻!!

もはや舞踏会会場?!
(多分そう
。)

 

 

ここからは写真をお楽しみ下さい。

個人的にこちらのドレスがこの空間ではお気に入りでした
これを着こなせるボディが欲しいですね〜(笑)

このビーズ刺しゅうとか、どうなっているのか不思議。

近づいて見ると本当に繊細な生地で、何枚も重ねられドレープを出しています。

 

王族や映画スターなど、世界中にディオールの顧客はいますが、展示スクリーンにも時代を超えたセレブ達が映し出されていました。

 

 

天井からはこぼれ落ちるきらきら星の演出。

タイトルどおり、夢のクチュリエ(6 v 6)

 

とても美しい魂の食べものを頂いたひとときなのでした