具体的な照明の活かし方と、陰陽の考えについて

こんにちは、
幸運カラーコーディネーターの
天乃美音(あまのみお)です。

こちらのホームページでは

“今より100倍ハッピー色な毎日を!
開運カラーコーディネート♡”

をメインテーマに情報をご提供しています。

こんにちは、ご無沙汰しています。Atelier天色の天乃美音です。

しばらく実際の生活が充実(忙しく)していたため、更新できずにいました。
気づけばもうお正月から半年近いですね…(^^;)

風水・気学の鑑定は続けていましたが、私自身も現在、リノベーション風水での空間作りを進めているところです。

通常、夏至までは目標に向かって前向きにどんどん行動するのが良いとされます。(土用や天体逆行の影響はありますが。)
そのため、私もここ数ヶ月はネットよりはアナログの生活行動を軸にしていました。

 

風水で空間の運気上げることも良いですが、先ずは『インテリアや建築的視点で、機能性や安全性はどうなのか』が重要なことです。

私はここ最近、照明に関する知識を深めていたのですが、照明はインテリアの中で難しいアイテムの1つだと思います。

そこで、本日は照明について少しお話をしようと思います。

ダイニングテーブルの照明や、ベッドサイドなどに置く照明は、家具同様に視線が行きますよね。
そのため、デザインが好みの物を選ぶ方が多いはずです。

しかし、存在が目立たないダウンライト(天井などに埋め込む照明)は、どう選ばれているでしょうか?

照明器具の中では、地味なダウンライトですが、住心地や空間の印象が左右される大事なインテリアです。

デザインも大事ですが、照明器具は、壁からの位置や高さ、器具の大きさ、色温度(電球色や昼光色など)、明るさの度合い(lm)、配光の広さ、などなど細かく計算した上で、その場所に適切なものを選びます。

特に色彩の世界では、光源(自然光や照明など、自ら光を発するもの)は切っても切れない関係です。なぜなら、色は光源があるから存在します。

そのため、色彩の世界では照明についても論理的に学ぶことになります。

色の基本については、以下リンクの「色の基本と意味について」をご参考にどうぞ。

「色の基本と意味について」

照明の色みや壁紙の色によっても、空間の印象は左右されます。

壁が白い場合は、わかりやすいですよね。白い壁に、温かみのあるオレンジの色みの電球色と、冷たい色みの昼光色を当てた場合では、印象が違います。

しかし、壁が緑や紫などの有彩色だった場合はどうなるでしょうか?
照明の色と壁の色が重なるので、おそらく頭の中では具体的にすぐにはイメージしにくいのではないでしょうか。

ちなみに照明が放つ色には種類があり、色温度(K:ケルビン)で表されます。(メーカーで異なります)

  • 電球色⇒温かみのあるオレンジ色(約2700K)
  • 温白色⇒電球色と昼白色の間の色(約3500K)
  • 昼白色⇒太陽に近い自然な色(約5000K)
  • 昼光色⇒少し青みがかった白(約6500K)

基本的に色温度は、目的によって使い分けます。

例えば、キッチンの手元灯は素材が新鮮かどうかを見分けるため、昼白色を選ぶほうが無難です。(温白色も有り。)

対してダイニングテーブルでは、料理が美味しそうに見える電球色を選ぶことも多いです。(温白色・昼白色も有り)

しかし、同じ空間で色温度がバラバラだと、まとまりがなくなりますので、キッチンの手元灯以外は同じ色温度で統一したほうがスッキリすると思います。

高級ホテルやレストランなどの施設で、心地よく感じるのは、この照明と空間の色合いを、詳細に計算した上で設計されているからです。

ここで、寝室の明かりを考えてみましょう。

寝室ではベッドの真上にライトが配置されると、眩しくて眠れませんよね。そのため、照明の位置を足元にずらし、温かみのある電球色で、グレアレス(眩しさを軽減する作り)のダウンライトを選ぶのが好ましいです。

そして、壁のスイッチまで行かなくても、手元の携帯アプリや専用コントローラーで消すことができれば、寒い日もベッドから出ずに、そのまま眠ることができます。

もし、寝る前に本を読みたい場合は、スタンドも置いたほうが良いでしょう。

そのうえ、安全に配慮して、夜中にトイレに行くための足元灯も、部屋と廊下にあれば安心です。

ワンルームの場合には、調光調色が可能な照明器具を選べば、狭い空間のイメージもシーンによって使い分けることができます。

ちなみに我が家は、いろんな使い方をしたいので、部屋(リビング&寝室)のダウンライトは、調色調光できるBluetoothのものを選びました。

我が家のダウンライト(オーデリック:OD361 445 BCR:60Wオフホワイト)

ほかにも、玄関ポーチや内玄関の照明がセンサー付きの照明器具なら、夜帰宅した時にすぐ点灯してくれるため安全便利です。

Bluetooth付きの器具なら、簡単に器具同士を連動できたりします。

その上、今どきはスマートスピーカーで操作可能な照明器具もたくさんあり、住まいはどんどん便利になっています。

身体が不自由な人や高齢者、子供たちなど、誰にでも簡単に操作できるよう、IoTはあるのだと思います。

ところで、新築とリノベーションでは、照明の配線の自由度合いが全く異なってきます。今から新築を建てる方は、照明も重要なポイントとして考えてみてくださいね。

一方、リノベーションでは無理なことも多々出てきます。ちなみに、RC造だとリノベーションは、木造よりも難しいと言われます。(照明に限らず、間取りなども)

余談ですが、我が家は10年ほど前に、エアコンの位置を変更しました。

移動したエアコン場所の天井には、もともとダウンライトがありましたが、そこだけ器具を取外しました。なぜなら、エアコンを照らしてしまうからです。

照明とは、『必要な場所に、必要な明るさを届けること』が望ましいのです。インテリア視点ですと、エアコンは目立たないほうが良い存在です。そのため、そこだけダウンライトを取り外したのです。

このように、私はできる箇所から少しづつ、予算も無理なく、自分が心地よくなるイメージを描きながら、DIYも取り入れつつリノベーション工事をしています。

昔は部屋の中心に、大きな照明が1つ付いているのが一般的でした。

なぜなら、住む人が全て建築屋さんに任せていたので、とりあえず天井の中心に照明器具を配置し、部屋全体を照らすようになっていました。

しかし、これだとせっかく好きなインテリアでまとめても、明るさが均一なため、雰囲気が出ないのです。

現在では新築で家を建てる場合など、図面上家具なども配置した上で、照明やコンセント位置を配置するのが多いと思います。

照明は、洋服を選んだ最後の仕上げに纏う、香水みたいな役割だと思います。

高級な家具を揃えても、部屋のムードが無く、何かのっぺりしているなぁ…と思われる人は、照明器具や可能なら位置を変えてみてください。ガラリと印象が変わりますよ。

ここで、『風水的視点で照明はどうなの?』と思う方もいらっしゃると思いますので少々触れておきますね。

風水の基本は陰と陽。照明は陽になります。

この地球上で昼と夜があるように、陰と陽はどちらも必要であり、そのバランスが大事だと風水では考えます。

隅々まで明るい部屋がいいとは限りません。
夜も明るい部屋で過ごすと、身体的にも精神的にも悪い影響が出てきます。

それに金運で言えば、金庫やお金などの財産は、暗い場所で寝かせて上げるほうが増えるとされます。そのため家には暗い場所が必要なのです。

日本は明るすぎる家が多いと思うのですが、『必要な部分を照らす』ぐらいが、ちょうどいいのかなと思います。

私はキャンドルの明かりが好きなので、アロマキャンドルをよく見ています。

キャンドルの炎のゆらぎには、実際にリラックス効果もありますので、安全に注意して取り入れてみてはいかがでしょうか。

当然ながら、キャンドルも「陽」で、五行ではもちろん「火」です。

風水の鑑定では、影響を受ける空間を「火」を使って凶作用を抑えたりもします。(※安全面から実際の火を使わない場合も多いです。)

私が個人的に明るいほうが好ましいと思う場所は、エクステリア(外の照明)です。


夜間の防犯のための明かりは、よく考えた上で可能なら配置したほうが望ましいと思います。(※死角に防犯カメラも有効です。)

また、トイレ、洗面所、内玄関、階段などは、センサー付き照明(または壁にセンサー)が機能的で便利です。センサーでコントロールしているため、その場から人が居なくなれば自動で照明が消えるのです。

現在、コロナで生産性が落ちている建築資材ですが、価格が再値上げしそうです。海外からの輸入品の生産量が落ちており、一部は製品を確保するのも大変みたいです。

私が使用しているメーカーさんも、6月から製品が値上げになると伺いました。

そのため、新築だけでなくリノベーションされる方も、なるべく早めに決めるほうが良いかもしれませんね。私もまた、リノベーションネタもUPしていきたいと思います。

照明のごとく、皆様と世界がたくさんのHappyで心地よく照らされることを願ってます

Atelier天色
天乃美音(あまの みお)

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